腹圧とスクワット安定

札幌圏も土日はとても暑いです。本州とも2度くらいしか違わないので暑いと思います。さすがにここまで暑いと、既に入っている予約のお客様のみで、電話が入りませんね〜。ただ、ボクもこの酷暑でやる気はないですが(^^;)笑。

そんなんで夏バテモードで、昼間はダラダラと横になっていたので、このままグータラし続けるのも仕事人としてマズいなと思い、今パソコンに向かってこのブログ記事を書いる次第です(笑)。

今日は腹圧とスクワットのお話です。右腰辺りから右肩甲骨に掛けて大きな側湾症で悩んでおられる常連様がいらっしゃいます。あれやこれや試行錯誤で何とか改善させようと、ボクも日々頑張ってはいるのですが、前よりはかなり良くなりつつあるものの、まだ道半ばなんです。

道半ばゆえ、あれやこれや一生懸命に汗だくでの整体でした。しかしながら、連日の猛暑でガンガンとハードにやる整体はとても辛く、「ボクのカラダも持たないな。よぉ〜し、少し怠けてやろう♪(笑)」と、ふと思って、お腹の施術を長めにやってみる事にしたのです。お腹を淡々と押すだけですからね、とても楽チンでございますわね(笑)。

そこで気づいたのです。左の腹部(肋骨下の外腹斜筋辺り)がとても押しにくいというか、違和感があったのです。整体でいうところの “ねじれ&歪み” といったところでしょうか。つまりは、右背中から左腹部に掛けて “らせん階段” のように、立体的に歪んでいるのです(歪んでいると思いました)。

強烈な右側湾は、以前よりは改善しつつはあるものの、まだまだ道半ばなのは、意外にもこの左腹部が悪さをしているのかなぁ〜って、ボクは思ったんです。左右の腹部の歪みの安定、そして、腹圧の安定が、とても重要なポイントなのかもしれません。

ここで、ふと、そのお客様が帰られた後、ボク自身のスクワットの際の違和感の事を思い出したのです。

ボクはボディビル大会に出場するワケでもないのですが「少し絞ってやろう(体重や体脂肪を落としてやろう)」と考え、ここ2か月ほど食事調整をしていたのです(朝と昼飯を抜いて、夜だけガッチリと食べるみたいな感じ。1日1食&プロテイン3回。)。すると体重と脂肪は見事に落ち、ここ1〜2ヶ月の間で7キロは落ちました(そこまで本気で減量したワケでもないのですが、元々減量は得意なんですよ♪^^)。

しかしここで問題発生(涙)。肉体が絞れたのは良いのものの、高重量のスクワットの際に、どうも不安定になってしまうというか、違和感が出始めたのです。減量すると疲労で扱う重量が落ちると言われていますから、そのせいかなぁ〜って、どこか腑に落ちないものの、あきらめていたのです。このようにモヤモヤな日々を送っていたところ、今回の右側湾お客様の「腹圧」が ピーン♪ と頭の中で引っ掛かったのです。お腹の贅肉も落ちた分、腹圧も落ちてしまったのではなかろうか? それが原因かな? って。

そんな中、腹圧UPさせるアイデアが頭をよぎったのですねぇ〜! 筋トレベルトの間に、折りたたみ巻(グルグル巻)にして分厚くしたバスタオルを挟んでみる事にしたのです。すると、どうしたことでしょう(^^)! 腹部辺り、および、対極にある腰部が “ギュウ〜♪” って良い感じで絞まるというか、腹圧が高まる感じがするんですよ。

そんでもって高重量のスクワットをやってみると… とても安定してできたのです!

腹圧が高まる辺りには、カラダや気の中心点となる「丹田」があります。
腹圧、そして、丹田って重要なんですね!

と、まあ、お客様に教わることが多々あります。感謝♪感謝♪ありがとうございます(^^)。

※筋トレの際には、腰を守ったり、腹圧を高めるため、専用のトレーニングベルト(イラストのオレンジ部分)をします。