勝つケンカは下から・前編


(連日連夜の50センチ級の大雪被害を受けた当院周辺写真(札幌圏)。撮影:筆者。)

新春早々、大雪スゴかったですね。お見舞い申し上げます。
今回は新春なので、いつもと違った趣向で、『人間関係』をテーマにしたブログ記事を配信させていただきます。

車や不動産など高額な商取引や個人売買をはじめとし、人間が生活していく以上、世の中はあらゆる場面で『取引(商取引)』というものが必ず存在します。そうなると、どうしても生じてきてしまうのが、買い手(供給側)と売り手(需要側)間のトラブルです。

そして我々ような整体業にも、この種のトラブルは(たまあにですが)発生しちゃいます。残念なことですがゼロにはできないのですね。

整体でいうトラブルは「揉まれた後(骨格矯正&施術の後)カラダがおかしくなってしまった!納得いかない!どうしてくれるんだ!ヽ(`Д´)ノプンプン」といった感じです。そんな場合に、ボクならどう対処していくか!? というお話を今回はさせて頂きたく思います。

このようなトラブルの際に、意外にも有効なのが “下から行くこと” です!

『勝つケンカは下から行け』 とボクが時々お世話になっている占い師さんから人生指導を受けて以来、ボクは『下から行く対処法』をとるようにしています(^^)。

上から行くと(対抗するやり方ですと)、相手側がさらに激怒してしまい、状況がかえって悪化してしまうのです。

骨を折ってしまったり、カラダにアザや出血をさせてしまう等々、明らかに目にみえる損傷を負わせてしまった場合は論外ですが、多くの場合、ボク側には見に覚えが無いのです。それでもお客様側はとても怒っているヽ(`Д´)ノプンプン…

お客様側は自らのクレームの正当性を証明したいがため、あの手この手のロジック(議論の筋道。論理。論法)を使い言ってこられます。「あの整体場面で、こう押して、ああ引っ張った事が原因で痛めた!」みたいな感じですね。

でも証拠は残っていません。整体なので(笑)。このお客様1人失っても売上面だけみるならば影響もほぼ無い。突っぱねる事だって可能です。でもボクは極力対抗する方法はとりません。

まがりなりにもお客様側が「納得いかない!」と怒っている事だけには変わりありません。支払ったサービス(整体料金)の対価に納得されていない事だけは確かなんです。

サービスを提供するからには、可能な限り双方がニコニコと取引完了できるのが望ましいと思っていますので、今のままではニコニコ取引完了とは行ってませんよね♪

そこで、何とか可能な限りニコニコに近づける努力をボクなら致しますね。それが上述した『下から行く対処法』です。具体的にどのように対処していくのかをこれからお話させて頂きます。

「あーだ、こーだ!」「法的手段をとる!」等など、いきなり怒られるため、ぶっちゃけコチラ側も “カチン” とは来るものの、ここはグッと堪えます(笑)。クレーム(お怒り)の御声を平身低頭でお聞きし、電話ならば一度お切りします。

この段階では相手側は “ヒートアップヽ(`Д´)ノ!” しているため、ケースバイケースになりますが、ちょいとだけ冷却期間を置きます。そして少し相手側のお怒りが涼しくなったであろうタイミングを適時に計り、次の一手に打って出ます。

(後編へ続く)