風の時代と大雪・後編

2020年12月22日(火)の、社会の動きを象徴する木星と土星が、20年に一度会合するビッグイベント「グレート・コンジャンクション」(とくに今回は200年に一度の特別なものらしいです)が起こる事によって、これからは「お互い持ちつ持たれつ」という、前編の最後で表現をさせて頂いたような時代になっていくと思っています。

地の時代→風の時代比較図
上の図をご覧ください。短文投稿サイト「ツィッター」に流れていた画像を拝借したのですが、今までは “地(土)の時代” でした。モノ・カネ・権力といった “モノ” にこだわりを持つような時代です。
その結果として、一部の数%の極わずかな富める者だけがどこまでも富み傲慢な生活を送り、その一方で日々ギリギリの生活を送る残り90%以上の庶民たちという、格差拡大がヒドい、競争と弱肉強食のネガティブ世界になりました。

自己責任だけで片付けてしまっても良いのでしょうか。僕はそうは思っていないんですよね。
このデフレ不況下において「勝ち組」になれたとしたら、それは単に「運が良かった」だけだと思います。人間の能力や努力に、そんなに差はないと考えています。
全ては「運」「恩」なんじゃないかなぁ〜って。リッチマンが成功したのは、単に運が良かったからです。全ては運が良かったから。

例えば我が国は、道路はキレイだし、雪が降ると除雪してくれるし、ヤマト運輸や郵便配達など物流もしっかりしている。このようなインフラがキチンと整っているからこそ、円滑なビジネスができるんですよ。お客さんがクルマなり交通機関で円滑に来院できるからこそ、当院の整体院運営も安定安心してやっていけてます♪

あとは、日本国や日本人への「恩」のおかげもありますよね。日本人は、時間や約束を守りますし義理人情もある。
例えば、よくありがちなニッポンの親父たち。「あらら。そういえば1ヶ月くらい行きつけのスナックさん行ってないなぁ〜♪ コロナ渦でさぞ客足に難儀しているだろうから応援(飲み)に行こうかなぁ(^^)」って感じです。志村けんさんなんかは、まさにコレ。その結果、新型コロナウイルスに感染してお亡くなりになられてしまった。。

このような素晴らしき方々との「運」もしくは「恩」以外の理由など、何ひとつないと、僕は思っています。
素晴らしき出会いや、熱き周りの方々からの御恩があるからこそ、今の自分がある。
ビジネスで成功した人だって例外なくそうだと思うんですけどね(^^;)。

今は絶好調で世の中の富を独占しているような、巨大なグローバルチェーンといえども、世のため人のための精神を忘れ、自己利益の独占のみの経営をし続けていくのであれば、お先は短いでしょう。
欲しい物は何でも造れてしまう『レプリケーター』というマシンも、近い未来におそらく実現していくはずです。自分宅のレプリケーターマシンで何でも造れちゃいますから、グローバルチェーンは必要なくなります。

そうなるとこれからは、グローバリゼーション(一部の大企業や富豪が富を独占するタテの構造)から、ローカリゼーション(小規模な個人や地域で富をシェアし合うヨコの構造)の時代へと移行していくと想定されます。
同じ『志』(プロジェクト)のもとに集った者同士が、協力や共存共栄しあいながら、「みんなで潤おうよ♪」という時代になっていくのではないでしょうか(そうであると信じたいです^^)。
つまり、タテ型構造→ヨコ型構造の時代、内輪で仲良く経済を回していく「小さなコミュニティ」の時代 へと至っていくと思っています(^^)。

グローバリゼーションとローカリゼーションの比較図

「整体師派遣の出張訪問サイトを運営したりなどのプロジェクトを、セラピストを集めて、みんなでやらないかい?」というお話も受けています。みんなで事業運営体を共有しあい、互いに潤っていくという、このようなお誘いは、まさに『風の時代』に相応しい構想です。

ただね、同じプロジェクトを共同でやるのも、やや問題がありまして、個人事業主はみんなどこかワガママちゃんです(笑)。 みんなの意見や方針が一致しない場合もあるんです!
その他にも、ある人は忙しいけど、ある人は全然忙しくなくて食っていけない。。そうなると絶対に不平不満が出てきてギクシャクして、いずれは崩壊していくのがパターンなんですよね。

僕は、札幌市清田区で2年前まで共同で整体院運営をしていたのですが、もう一人の先輩整体師さんは上手く行ってたのですが、僕が赤字続きで、毎月の折半の諸費用の支払いすら大変になってきたのです(涙)。共同で始めた手前、簡単に撤退するワケにもいかず、心身共に八方塞がりとなり、人間関係もギクシャクしちゃったんです。
結果としては、もう一人の先輩整体師の厚き計らいにより、何とか僕だけ、その清田区の整体院から身を引くことができたのですが、共同でプロジェクトをやるという事は往々にして、このような諸問題が出てくるものです(ー0ー;)。

だからですねぇ〜、僕は共同プロジェクトには “トラウマ” があるんですよねぇ〜。
まあ、(週1〜2回レベルの)軽い連携に留めておくとか、撤退の際の条件(身を引く際の条件)を、規約等々でキチンとしておかないとダメかと考えています。
痛い目をみることで経験できることもあります。失敗は最短の “成功への道” でもあるのかもしれませんね(^^)。

ちょっと偉そうな書き方してしまったかも〜。ゴメンナサイ。
『風の時代』を楽しく生き抜きましょうね(^^)