WBSS決勝井上尚弥vsドネア戦と整体・後編

こんにちは。札幌厚別江別いつも♪にこにこ津田整体院です。

昨日に続き今日も、WBSS決勝・井上尚弥vsドネア戦の感想というか、能書きを書かさせて頂きます(笑)。

試合結果は、3−0の判定で井上尚弥選手が勝ちました。11ラウンドに相手選手(ドネア選手)からダウンを獲ったのが大きかったのだと思います。

でも、もしも 11ラウンドのダウンが無ければ薄氷の内容だった感じがしました。それだけドネア選手は強敵だったと思います。

いや、むしろ 前半から中盤まではドネア選手がおしていました。2ラウンドには強烈なパンチが炸裂! 井上尚弥選手の右目から大出血しました。そして後日になって分かったことなんですが、何となんと、このパンチで井上尚弥選手は、右目の眼窩底と鼻の2か所を骨折していたのでした。試合にこそ勝ったものの、損傷度合いでは井上尚弥選手のほうが酷かったようです。

手術はしないものの、半年くらいの絶対安静が必要みたいです。そうなると心配なのが今後の井上尚弥選手です。

怪我というのは馬鹿にできないもので、これを機にうなぎ登りだった勢いに陰りが出てくる場合が多いのです。メジャーリーグに行った野球選手を見てみて下さい。怪我で一度怪我や手術をしてしまうと、すっかり勢いが無くなってしまいます。

僕も自らでボディビルの大会に出ていたので、怪我の怖さは痛いほど分かります。なかなか元通りに戻らないモンなんです(涙)。

最初は破竹の勢いでした。1995年に札幌ボディビル選手権大会で優勝。そのあとも一つランクが高い、2006年の北海道ボディビル選手権大会で準優勝しました(優勝者と同点で再審査の結果『敗北』 ーー;涙)。

筋トレの調子も良く、フォームこそ雑でしたがベンチプレスは120〜130キロで数回挙げれていました。

ところがです! おそらく2011年頃ですかね〜。ちょうど東日本大震災の年だったでしょうか。ひょんな事から首を寝違いし、痛いにも関わらず無理をおしてベンチプレスをしたら スゴく悪化してしまいました。ベンチプレスが60キロしか挙がらなくなり、左上半身に全く力が入らなくなってしまったんです。

それ以来、ベンチプレスは ずっ〜と調子悪く、今でも70〜80キロで10回前後くらいまでしか挙がりません。筋肉もすっかり小さくなってしまいました(涙)。

今は2019年ですから、もう8年です! 8年間も悩み続けているんです(※注)。
(※注:ただし2016年頃から通い始めた名整体師さんの治療や歪み診断が素晴らしく、左上半身の不具合はかなり回復しました!)

だからこそ井上尚弥選手の今後が心配ですね〜。

2ラウンドの時点でスゴい出血でしたし、本来ならば試合を棄権しなければならなかったのかもしれません。でも棄権してしまうと、(ファンもがっかりするなど)興行的に大失敗となってしまいます。セコンド陣としても止められなかったのでしょうね。。

僕らの整体院での施術でも、止めたいけど止めれないって場合あるんですよね〜。

お客さんの中には、たあまにですが、もっともっと 押してくれ! ホグしてくれ! って言ってくるんです。でもね、もう既に十分に押しているんで、かえって揉み返しになったり筋肉疲労を起こしてしまうんです。だから本音としては「今日はもう終了です!」って言いたい、けど言えないんですよね〜。

整体院やら 整骨院やら リラクゼーションサロンが乱立する昨今、我らが整体業界は 過当競争で厳しい戦いを強いられています。下手な対応をしてお客さんを失いたくはない。。

結局は、要望に応えて、もっともっと押してしまう。。
んでもって、案の定、翌日は激しい筋肉疲労が起こってしまう。。

まあ、世の中、生きてりゃ色々とございますわね〜(^^;)。。

どれが正しいかなんて答えはありません。

今まで培ってきた経験から、あくせく、もがきながら、試行錯誤で前へと進んで行くしかなんですよね〜。

井上尚弥選手は今までは若かったので何も考えずとも順調だったでしょうが、これから必ずやこのような『もがきながら進んでいかなければならない場面』も出てくるかと思います。それをどう乗り越えて行けるかですね!

井上尚弥選手の復帰とご活躍を祈念いたしております。