こんにちは。札幌厚別江別いつも♪にこにこ津田整体院です。今週は忙しくはありませんでしたが回数券とかが売れたためそれなりに凌げた一週間でした(^^)。
ところで先日のボクシングバンタム級最強を決めるWBSS決勝・井上尚弥vsドネア戦を観ていましたか? テレビとかネットでも中継されていて、僕はテレビ無いため、ネットで観戦しました。
結果としては11ラウンドに井上尚弥選手が、ドネア選手からボディーブローでダウンを奪ったのもあって12ラウンド判定(3−0)で勝利しました。KO試合でなかったので「面白くなかった」という人もいたかも知れませんが、僕目線では、色々な駆け引きとかが垣間見えた、とても面白い試合内容だったと思います。
なかでもダウンシーンがあった11ラウンドが面白かったです。
https://news.livedoor.com/article/detail/17352010/
この記事では「左ボディをヒットさせ、さらなる追撃の構えを見せた井上を、レフェリーが制止した。この時点でドネアはまだ立っていたため、なぜに止めに入ったのかと疑問の声があがった…」と書かれています。そして識者の見解では「レフェリーが ローブロー(下腹部や陰部急所を狙った反則パンチ)と勘違いして静止してしまった」ようです。
実は、リアルタイムで観ていた僕もそう思ったんです! 対戦相手であるドネア選手側の仕草もあって、ローブローで “男の急所”(金玉)に当たってしまったものだと思っちゃったんです。
レフェリーも一瞬の出来事だったんで、打たれた瞬間はローブローに見えたのでしょう。だから静止に入った。でもそのあと、膝をついて倒れ込むようにダウンしてしまった。その時点でレフェリーが「やはりこれはボディへのダメージによるダウンだ!」と気がついてカウントに入ったという事なんでしょう。
これは僕の推測になるのですが、ドネア選手は確かに効いていたと思いますが、ローブローに思わせるような仕草(ジェスチャー)を意図的、つまりワザとみせたのではないでしょうか!? そして結果として、レフェリーも僕も一瞬ローブローに見えてしまった。騙されてしまいました(^^;)。
世界トップレベルの選手同士。実力は皆、拮抗しています。普通の戦い方で 勝ち続けていくことは難しいでしょう。ひと癖 も ふた癖 も必要だってことですね。さすがは5階級制覇のドネア選手!
あと、ダウンタウンの松本人志さんもツィッターで言ってたんですが「10カウントを過ぎていたのではないか!?」という物議も醸しました。
https://twitter.com/matsu_bouzu/status/1192457568024580097
実はこれもドネア選手の作戦だったようです。ワザと10カウントのギリギリまで休んでダメージの回復につとめたとの事です。下手をすれば10カウントされてKO負けを宣告されてしまうリスクもありました。でもレフェリーは試合を続行させました。
これも推測ですが、ドネア選手はこのように考えたのでしょう。
「WBSS決勝の大舞台。しかもあと残り2ラウンド(残り4〜5分)。興行的に莫大な金とメディアも動いている。そうそう簡単には試合を止めれらないだろう」と!
その結果、この 『ダウンする前の静止』 と 『疑惑のロングカウント』 により、ドネア選手は息を吹き返し反撃に打って出れたのです。
物凄い駆け引き力と政治力!
引退後は大統領になれる!!(笑)
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このような駆け引きというか政治みたいなものは、我らが整体院経営でもあるんです。
例えば、もっと押圧できる(整体できる)のにワザと “あまりしない” とかです(笑)。お客さんの多くは、肩こりも腰痛もあるという人がほとんどなんですが、どちらか一方を “あまり押圧しない” のです。
これはぶっちゃけ、手を抜いているといえば抜いているんですが(笑)、お客さんの “カラダとの駆け引き” でもあるんですよね♪
これは経験から分かったことなんですが、肩にも腰にも全力投球して “そこそこ やられた感(ホグれた感)” よりも、腰だけに一本化して “ガッチリやられた感(ホグれた感)” のほうが、お客さん側のインパクトが強いんです!(^^;)。
そんでもって「いや〜、お客さんは酷すぎて全部できんかった(^^;)。今までの人生のご苦労さがカラダに滲みでていますね〜」みたいな言い回しで、次回に廻します(笑)。そして 回数券をオススメします(爆笑)!
それとですね、肩も腰もどこもかしこもガッチリやると、オーバーワーク(やり過ぎ)になる場合もあるんですよね。その場は「スゴい楽チンになったよ〜」なっても、意外と翌日にどっと疲れるみたいな反応をしめされるお客さんもいます。
整体って全身の血流が目まぐるしく動きますから、ちょっとした運動なんです。だから翌日になって「あれれ?妙に疲労感や筋肉痛があるな〜」ってなる人もいるんです。
ドネア選手ではないですが、ワザとダウンするみたいな、政治家顔負けの駆け引きが、私たちのような整体院経営にも求められるんですよね。お客さんが来なくなってしまう事は KO負け みたいなモンですから、倒れないようにしなければなりません。
いや、いや! 倒れられません!(^^;)
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ボクシングバンタム級最強を決めるWBSS決勝・井上尚弥vsドネア戦の感想というか、グチをもう少し書きたいので後編へ続くとさせて頂きます♪
[…] WBSS決勝井上尚弥vsドネア戦と整体・前編 […]