断わる勇気と判断基準

こんにちは。今日は暑いですね!!(昨日くらいから続いているので[今日も]かな~)。

昨日(7月25日)の朝まではそこまでムシムシ感はなかったのですが、午前中にひと雨降って、止んだ途端に猛烈というか不快な暑さが襲ってきました。そして今日(7月26日)はさらに暑いです!!

さすがにここまで暑いとお客さんは来ないと思いきや、いまさっき(17時前頃)に「妻がつまづいて[ポキン]という音がなって、それからが[とても痛い]ので、そちらの整体院で診ていただけないか?」と飛び込みでの来院客さんがいらっしゃったのです!(おー!驚^^)

月末は何かと支払いも多いので喉から手が出るほどにカネは欲しい(笑)。そして何よりも「診てくれないか?」とお困りになって来院されている。。

超ぉ心が痛んだけど、思い切って「まずは病院で診てもらってください」と優しくお断りさせていただきました。そんなんでお断りした罪悪感で、今ちょいとメンタルが落ち込んだので、急きょブログ記事を配信することにしました( ̄ー ̄)ニヤリ。

腰をギクッとした、寝違いした、、等々でしたらば「まずは整体的にアプローチを試みてみましょうか?」ともなるのですが、[足がポキン]というのは、やはり病院で検査をしてもらったほうが良いと考えたんですよね。

整体やカイロプラクティックなどの民間手技療法というのは法的に実に曖昧なカテゴリーで、「医学的症状(禁忌対象疾患と言います)を扱うのは適当ではない」と厚生労働省の見解もございます。
(■参考文献:医業類似行為に対する取扱いについて https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/i-anzen/hourei/061115-1a.html

だから、見栄をはったり、カッコつけたりして、何でもかんでも症状(患者さん)を診てはならないというか、強い自制が求められるのですね。基本的には「病院には検査は行ったけど何ともないと言われた。でも痛みが慢性的に続いている」「痛みが慢性的に続いている」といったような、今ひとつ不明な症状や痛みの場合が整体での対象範囲となります。

その判断基準は実に難しい。20年やっていますが未だに分からない(涙)。。
お話をお聞して、あとはボクの、整体師津田としての[主観]によるところって感じです。

今回は[お断りさせていただく]という判断に至りました。

[断わる勇気と判断基準]に関してはこれからも永遠に悩み続けることでしょう。整体師の宿命なのかも(^^;)。

先ほどの来客者様の奥様のご健康と早期のご回復を祈念いたしております。