趣味のボディビルについて

私は趣味でボディビルをやっていました(います?^^;)。 周りの方々からは「大会にでないのかい?」と言われるのですが、今回はその事についてお話させて頂きたいと思います。

ボディビルの大会出場についてですが、今の気持ちとしては「出場するモチベーションには無い」といった感じです。その理由としては以下の3つです。

① 年齢からかモチベーションが落ちてしまった。

② お金が無く、整体院の経営再建中である。
ここ数年は整体院の売上低迷に泣きました。 昨年度は長年、共同運営していた札幌市清田区の2号店から撤退までしました。 それに加え、北海道胆振東部地震が道内を襲い、地震後不況で経営危機に陥りました。 年末には臨時のアルバイトするほどまでに追い詰められました。 幸いにも新年度になってからは、経営状況は盛り直して来ております。 それでも、大会出場費(本州の大会ならばなおさらですね)やサプリメント代等々、ボディビルというのは何かとお金が掛かるものです。 今は家庭もありますので、その維持と、経営再建が最優先と考えていまして(^^;)。。

③ 何かと活動している。
別なブログ記事【私の労働時間☆彡】でもお話させて頂いたのですが、今年になってから何かと動いておりまして、あまり心落ち着かずといった感じでして。。


それでも 実は 筋トレそのものは辞めていないのです。 今まで通り、スクワットやベンチプレスやデッドリフトなどの基本的な種目を、8回で3セットできる重さで頑張っております。大会出ている時とそんなに変わらずで行っていると思います。

試しに全く筋トレしないで、グタグタしたり、昼寝したりの日々を何日か送っていたのですが、何だか凄く調子が悪くなってしまいました(涙)。 そこで、ヤバいと思い、いつも通りに筋肉を筋トレで酷使したところ、心身がとてもスッキリしたのです。 筋トレは正直あまり好きではないのですが、やらなければ やらないで 調子が悪くなるような体質になってしまったのですね。 筋トレ依存症なのかも知れません(^^;)。

左の肩や腕が絶不調だった、前回大会に出た時(2015年 東日本ボディビル選手権大会 60キロ以下級 銅メダル)よりも、むしろ体の大きさだけなら大きいと思います。 まあ、それでも “いい歳” なんで、ボディビルの大会からは一度離れてみようという方向です。

所属する日本ボディビル連盟では、2年前頃から選手の個人参加が可能となりました。 そういう背景もありまして、ボディビルの先輩であられる 盛英信氏(2007年北海道ボディビル選手権大会 優勝) とも、昨年度 話し合ったのですが、加盟している同好会を “休止” にしようという形になりそうです。 そろそろ、ボディビル同好会の連盟への年会費の支払時期になりますが、今年の支払いを見送る形で休止とさせて頂く方向になりそうです。

それでも、盛さんは「60歳過ぎたら再び大会に挑戦する!」と、とてもお元気ですので(笑)、ポージング練習のビデオカメラ撮影など、もちろん全力応援をさせて頂くつもりです!

私は、とりあえず現時点では、大会出場からは一歩引いた形にて、ボディビルというものに携わって参りたいと考えております。


追記。
あと余談になりますが、今のボディビル大会は 『自分で自分を見れない』 のです。 戦っている気がしないので競技性に乏しく面白みに欠けてしまうのです。 例えば、野球でしたらばホームランを打った、相手を三振にしたなどの “目に見える実感” があります。 他のスポーツに関しても同じで、サッカーもゴールを決めたという実感があります。 陸上も相手よりも早くゴールできたという実感があります。 でもボディビルには、それが無いんですよね~。

そこで、大会時に選手をリアルタイムで投影できるプロジェクターなどを活用したらどうかと、私は常日頃から思っているです。 選手がリアルタイムで、自分の肉体美を見ながら戦えれば、「俺は右隣の選手より腕で勝っている!」 「左隣の選手より筋のムキムキ度で負けていない!」 などなど、充実感と競技性がアップすると思うんです。

時代は進化してデジタル機器を活用することにより、今では物理的には十分可能なんですよね。 ただ 理事会でも提案してみたものの、周りのボディビル関係者からは否定的なご意見ばかりでして~(^^;)。 「鏡が無くても 上手に観客や審査員に魅せれてこそのボディビル競技だ」 との声が多いですね。 しかしながら 『自分で自分を見れるボディビル大会』 なるものが出来れば出場してみたいと思う選手も多いはずです(と思っています♪)。

  

※正面ポーズでも【イラスト1枚目・左側】、背面ポーズでも【イラスト2枚目・右側】、プロジェクターと配置の工夫で物理的には十分可能だと思います。