『のらりくらり』で世界の激動を乗り越えよ:日本の古神道に学ぶ

こんにちは。今日も暖かい札幌圏でした。雪模様でしたが春先の雪[ボタ雪]みたいです。やはり不気味ですねぇ。

ところで、不気味といえば、今、世界は激動の時代を迎えています。ただ、僕たちの日本は、暴動や戦争が絶えない世界の国々と比べると、新型コロナや急激な物価高騰という問題はあるものの、どこか平和で穏やかな雰囲気が漂っています。一方で、この状況に「お花畑だ!平和ボケだ!」だと危機感を抱く声も少なくありません。

実業家の前澤友作氏は、SNSでこう警鐘を鳴らしています。(以下、原文ママ)
「トランプ大統領とイーロンの動き見てると、夫婦別姓とか103万円の壁とかフジテレビとかでワイワイしてる日本ってなんなんだろうと思う。肝はそこじゃないだろうに。」

一方で、こんな興味深い投稿もありました。原田武夫国際戦略情報研究所は次のように述べています。(以下、原文ママ)
「もし仮に。 あなたの身の回りに右足と左足で、羊毛と綿の靴下をあえてちぐはぐに履いている人がいたら・・・ その方は「術」を知っている方です。畏敬の念で接するべし。 これが、トランプになっても米欧勢をはじく我が国の底力なんです。実は。」

一見、ダメダメそうに見えるも、実は密かなる底力が我が国にはあるとの見解です。

これを僕なりに解釈すると、[術]とは古神道やその教えの一つである「禁厭(まじない)」を指しているのではないかと思います。古神道における禁厭は、力ずくで物事を解決するのではなく、自然の流れに逆らわず調和を保つことで災厄を回避する術です。

また、羊毛と綿の靴下の例えは、激動する世界の中で同調せず、自らのペースを守ることの重要性を示唆しているのではないでしょうか。これはまさに古神道や古武術の「相手の力を利用し、自分のリズムを保つ」戦略と通じるものがあります。タイミングをずらしたり、一歩足を後ろに引いて構えて相手側の隙を誘い込むといった感じで(^^)。

もしかしたら、今の我が国の首相はボケーとしているように見えて(実際、そう見える!笑)、実は、現在の日本は古神道や古武術の[術]を使い、「のらりくらり」といった感じで、世界の激流に直接抗うのではなく、その勢いをかわしながら、時をみて、自らの強みを活かす道を模索しているのでしょうか? それとも本当にボケーとしているだけなのか!?(怒&笑)。

ぜひ前者であると願いたいものですね。ワザとそのように馬鹿を演じている、立ち回っていると!(^^)

最後に、人気漫画「北斗の拳」の主人公ケンシロウの兄トキの名言を紹介して今回のブログを終わりとさせていただきます。
「激流を制するは静水」

◎参考文献:80年前の日本人の歩き方は全然違った|茂山千三郎(むすび大学チャンネル)

※この動画では、かつての日本人の歩き方[なんば歩き]が紹介されています。