本年も大変お世話になりました。ここで今年(2024年)の当院の経営状況を総括してみます。元旦の能登半島大地震や翌1/2の羽田航空機事故の[ネガティブマインド]も働き1月は悪かったです。
ところが一転し、大雪もあって2月頃から動き始め、その後は絶好調😊 「いよいよ当院も繁盛院の仲間入りかな(笑)」と思っていた矢先、8月頃からは乱高下に😫😰 おそらくお米を中心とする物価高騰劇が本格化したからなのかなと。
年末年始は例年は混むのですが今回はどうなることやら…と戦々恐々としていたものの、年末になり[V字回復]!大晦日の今日もつい先ほどまで仕事でした(20時頃まで仕事でした)。年始もまずまずな予約状況です。
まあ、良しとしましょう!(^^)。
ただし、2025年は甘くはないでしょう。蛇年ということもあり、ジェットコースターのように急上昇と急降下を繰り返す激動の一年になる予兆を感じます。世界的な政官財の巨大再起動(グレートリセット)になるかもしれません。
占星術的にも、ここ数年の変化は特に顕著で、2024年は本格的な[風の時代]の幕開けとなりました。かつての[土の時代]は、一部の権力層が剛腕なリーダーシップで組織を支配する[ピラミッド型]の構造が主流でした。一方、[風の時代]は共存共栄を重視し、情報や資源をみんなで分かち合う[円形型]の社会構造へとシフトしています。
その兆候も顕著に表れ始めています。グーグルは分社化の流れになってきそうです。
日本でも弱り気味の日産とホンダを経営統合させる方向へと進みそうです。小売業にしても国内最大手のセブン&アイグループが外資から目をつけられるほど、勢いに陰りが見え始めています。特に北海道を例に挙げると、イトーヨーカドーは全店舗撤退、西友も全店舗撤退、イオンがそれを引き継ぐに至るほど混迷を極めました。
さらにここに来て大きなニュースが飛び込んできて、ドラッグストア業界もウエルシア(業界1位)とツルハ(2位)の経営統合による大再編ときたもんだ!😮🤐
まさに大きな転換期の嵐と言えるでしょう(※過激な言い方とはなりますが、分かりやすく表現させていただくと[令和版の財閥解体]とも捉えることができます)。
そのように言うと「イオングループがすべてを飲み込んで独占状態になったではないか」と突っ込みを受けそうですが、そうとも言い切れません。
今まで挙げてきた、日産、セブン&アイ、イオン…等々で、現在(2024年12月末時点)の社長を知っていますか? 強烈な個性を放つようなインパクトのあるリーダーっていますか?
そう、実はいないのです!
ひと昔前までは、どの社長も個性派揃いでしたよね。かなり昔ですと、ナショナル(パナソニック)の松下幸之助氏に、ホンダの本田宗一郎氏。最近までですと、日産ならカルロス・ゴーン氏、セブン&アイなら「セブンイレブン」を大躍進させたカリスマの鈴木敏文氏。そしてイオングループでも岡田一族(父:岡田卓也氏 と 長男:岡田元也氏)が巨大流通グループを強烈なリーダーシップで率いていました。
しかし現在はどうでしょうか。社長という役職は存在しているものの、かつてのような強烈なリーダーシップを発揮する人物は少なくなった印象です。
これもまた、[風の時代]の象徴的な変化だと感じています。
小売業ではイオンが一強の地位を築き、自動車業界でもホンダ・日産・三菱の連携による巨大企業体が誕生しそうなど、一見すると大きなグループを形成しています。しかし、それらはかつてのような強烈なトップダウンによるピラミッド型の経営ではなく、『協力し合いながら、みんなで柔軟に運営していこうね(^^)♪』という姿勢が感じられます。うまく言えませんが、例えるなら、忘年会の幹事のような存在はあっても、全体は緩やかな円錐型のような感じです♪(最近では、組織や自治体、企業においても、強権的なリーダーが反発を受け、失脚する傾向が強まっています。)
さて、この[風の時代]、これからどんな展開を見せてくれるのでしょうか。考えるだけでワクワクします(^^)。
どうぞ佳き年越しをお迎えください。2025年も幸せな一年となりますように♪