令和の「疎開」は[精神的疎開]になるかもしれない?

おはようございます。北海道も少しずつ朝晩が寒くなってきましたね。僕の整体院の客足も8月下旬から[やや冷え気味]ですが、何とか頑張っています(笑)。

さて、今、日本では令和の「米騒動」が進行中です。タマゴ不足による値上げから始まり、次々と物価が上がり、ついに日本の主食である[お米]も影響を受ける事態に😅。これから食料危機が本格化するのではないかと僕は考えています。最も大切な[水]も最近[キナ臭さ]を増していますね(PFAS問題などが話題になっています)。

歴史を振り返ると、疫病・革命・戦争・天変地異、そして[飢饉(食糧難)]はなぜか同時期に起こりがちです。これも地球や宇宙の法則なのでしょうか?この一連の流れの中で、戦争や自然災害も避けられない要素として存在しています。特に都心部は戦争や災害のターゲットになりやすく、首都直下地震や南海トラフ地震といった都市型災害も懸念されています。

もしこうした事態が現実化すれば、都市部から地方へと避難する[疎開]が必要になるかもしれません。もっとも、今は当時と違い、インターネットやテクノロジーが進んでいるため、昭和時代のような大規模な疎開は起こらないかもしれませんが…。

それでも、僕が心配しているのは、当時以上に深刻化している国民の[精神的な状態]です。現代のコミュニティは昔と比べて非常に脆弱で、自治会や町内会の衰退がその象徴となっています。今や町内で誰が生まれ、誰が亡くなったかさえも分からない時代です。

ただし、自治会や町内会といったコミュニティは「地域が一緒だから」という理由で半ば強制的に成り立っている面もあります。こうした押し付けられたコミュニティは、今の価値観に合わなくなりつつあると感じます。

過去には、仕事や趣味の世界でも「○○はこうあるべき」「△△はこうでなければならない」といった固定観念が幅を利かせていましたよね。例えば、音楽で言えば、ジャズグループのリーダーが「これ以外は認めない!」とメンバーに強制したり、異論を排除したりする場面。これは、仕事でも似たような状況があったのではないでしょうか? 会議が議論の場ではなく、上司が自分の価値観を押し付ける場になっていたようなことも。

つまり、相手より自分が「上だ」と思わせる[マウントの時代]が長く続いていました。特に団塊の世代は、高度経済成長を支えてきた経験があるため、「俺たちが正しい」という意識が強いように感じます。ただし、これはその時代の流れが生んだ結果なのかもしれませんね。

◎[マウント世代]に関するX(旧Twitter)の投稿一例↓

しかし、結婚して家を建て、子どもを育てるという「こうしなければならない」という時代観念も、徐々に変化しつつあります。最近の若い世代(30代以下)は、他人に干渉せず、自分軸を大切にして生きているように見えます。互いに程よい距離を保ちながら、より柔軟な価値観を尊重する世代です。

とはいえ、現代のコミュニティは昔と比べて非常に脆弱です。今や近隣で誰が生まれ、誰が亡くなったかさえも分からない時代です。その結果、孤独感や閉塞感を抱える人が増えているように感じます。さらに、新型コロナやウクライナ紛争、物価高騰といったネガティブなニュースも重なり、全体的にどことなく暗い雰囲気が漂っています(涙)。

現在は、新旧(マウント世代と非マウント世代)が入り混じる[混沌の時代]だと感じますが、これからは大きな変化が訪れると僕は思っています。

その理由の一つが、インターネットやSNSの進化です。狭い地域にとらわれず、人々がどこででも繋がり合える時代となりました。少し変わり者でさえも、日本全国という広いスパンで見ると、同じような価値観を持つ仲間が必ずいるものです( ̄▽ ̄)。こうした人たちが、インターネット空間を通じて繋がり、コミュニティを形成することが可能になってきたのです。

さらに、占星術的にも、ボスが率いるピラミッド型の[土の時代]から、同じような価値観を持つ人々が小さなコミュニティを形成し、インターネットをうまく活用する[風の時代]への移行が進んでいると言われています。その兆しは、さまざまな場面で垣間見えるようになってきました。

このような背景から、令和の疎開は[精神的疎開]、つまり同じ価値観を持つコミュニティを探す疎開になるのではないかと、僕は考えています。

◎画一性[土の時代]から多様性[風の時代]のイメージイラスト

◎[土の時代]と[風の時代]の比較