月給35万円は[安い]のか!?

ようやっと秋らしい涼しさになってきましたね。僕の整体院は、少しずつ客足は戻ってきているものの、いつも通りの流れに回復するまでには、もうちょいかなーと感じる今日この頃です。そんなんで、いつもお金のことに思いふける毎日です(笑)。

さて、最近お金に関する面白いX(旧Twitter)の投稿を見かけました。

事業家の前澤友作氏が、邸宅や別荘の清掃業務、そして身の回りのサポートを担当するスタッフを数名募集しているとのこと。以下は、その募集内容です。

◎ 採用形態:正社員(試用期間3ヶ月/同条件)
◎ 報酬:月給35万円~(45時間分の固定残業代を含む)
◎ 報酬補足:昇給制度あり、固定残業代9.1万円~[45時間相当分を含む]、45時間を超える時間外労働分は別途支給
◎ 休日:年間125日

僕は北海道在住ということもあり、月給35万円はなかなかの好待遇だなと感じました(^^)。

ところが、前澤氏のXのコメント欄を見てみると、「なんて低賃金なんだ!」「ブラック企業だ!安すぎる!」という批判的なコメントや、35万円という金額を小馬鹿にするような発言も多数投稿されていました(^^;;)。

北海道の感覚では、少し物足りないかもしれませんが、[月給25万円](年収にして300~320万円程度)でもまあまあかなと思いますし、[月給30万円](年収360~400万円程度)であれば及第点かなという感覚があります。

そこで思ったのですが、東京などの首都圏と北海道では、これほどまでに経済格差(価値観の格差)が広がっているのかもしれませんね。首都圏との賃金格差や生活水準の違いは、1.5倍、いや倍くらいあるのかもしれません。そう考えると、前澤ハウスでの家事サポート業務で月給35万円はやはりすごいと思います(^^)。

ここでふと思い出すのが、お釈迦様の教えです。お釈迦様は王族として生まれ、何不自由ない究極の豊かさを享受していましたが、やがて「なぜ人間には生老病死があるのか?」という疑問に悩み、答えを求めて全てを捨て去り、ホームレスのような生活を選びました。お金があっても、人間は生老病死を避けられない ── それが人生の本質なのかもしれません。

ちなみに、秦の始皇帝も不老不死を求め、水銀を含む丹薬を服用し続けた結果、命を落としてしまったといわれています。

僕も[お金]は大好きですが、お釈迦様のように「結局は人間は生老病死の中で生きている存在で、最終的には[死]に至る」と考えることがあります。

長渕剛さんのヒット曲『RUN』の歌詞にあるように、「カネ カネ カネ とカネを追いかけたら 一夜にして 幸せが すりぬけ 頭もはげてきた」という状況になるのかもしれませんね。

◎長渕剛[RUN] https://www.uta-net.com/song/4826/

生きることは、死ぬことと表裏一体。まさにそれが人生の本質なのかもしれません。

色即是空 空即是色 ── すなわち、物質的なものに固執しすぎると、真実を見失うかもしれません。お金だけを追い求めても、最後に何を手にしているのかを問わなければならない時がきます。月給35万円が安いかどうかを嘆く前に、まずは自分の心がどれだけ満たされているか、そして本当に大切なものを見失っていないかを振り返るべきなのではないでしょうか。

とはいえ、日々の生活の中で今日も生きていることに感謝して、これからも過ごしていこうと思います(^^)。

休日が取れないくらい忙しかったお盆期間から一転して暇になっていたので、妬みも混ざった愚痴っぽいブログ記事になってしまいましたかね(^^;)。スミマセンでしたー。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。