占星術では、この2か月間(2024年9月2日~11月20日)が[土の時代]から[風の時代]への完全移行期とされています。歴史を振り返ると、こうした移行期には革命や戦争、疫病、天変地異が頻発してきました。2018年9月の北海道胆振東部地震の時も、今回の2024年9月も、台風と自民党総裁選が重なり、何か因縁めいたものを感じます。前回のブログ( ドメスティックな2か月が始まる!?[土の時代]の終焉に備えよ )でこの話をしましたが、やはり「何かが起こるのでは?」と心配になります。
こうした話をするたびに、「天変地異が起きてほしいのか?」と聞かれることがありますが、正直に言えば、ある意味ではそう思っています(笑)。
驚かれるかもしれませんが、少し僕の話にお付き合いください。最近、Netflixで『神と交わした約束: モーセの物語』というドキュメンタリードラマを見ました。これは、エジプトの王子から預言者へと至ったモーセの驚くべき道のりを描いた作品です。興味深いのは、モーセに関わる[神]なる存在が、人々に厄災(聖書では[大患難])しか与えない点です。例えば、[神]が不興を買った者たちには、バッタやカエルを大量発生させて飢饉や疫病を引き起こすなど、まるで大量虐殺のような行為を行うのです ( ̄д ̄) 。
■僕は『神と交わした約束: モーセの物語』をパソコンで視聴しました。スマホやタブレットからでも視聴できると思います(^^)♪
では、[神]に忠実な者たちには優しいかと言えば、そうでもありません(笑)。「約束の地」への道のりは厳しく、モーセ自身も道半ばで亡くなります。このように、[神]は信じる者にも困難を与え続けます。僕たちが生きる今も、争いごとや天変地異は絶えません。「なぜだろう?」と考える中で、ある仮説が浮かびました。
それは、[神]は困難を通じて人々が[成長]すると考えているのではないか、というものです(もちろん、真相は[神]にしか分かりませんが…)。
最も分かりやすい例が[戦争]です。戦争は破壊的で恐ろしいものですが、その中で人々はさまざまな技術を発展させてきました。例えば、戦争によって負傷者の治療技術が進歩し、毒ガス兵器から抗がん剤が生まれ、核兵器は放射線治療に応用されました。他にも、電子レンジやインターネット技術(WWW)なども、軍事技術から転用されたものです。
天変地異も同じです。日本は自然災害の多い国ですが、そこで互いに助け合い、困難を克服してきた歴史があります。例えば[三本の矢]の教えは、一つの目標に向かい協力することが困難を乗り越える鍵であることを示しています。こうした困難が、日本人の美意識や侘び寂びといった文化や価値観を形作ってきたのではないかと感じます。
日本人の美意識と死生観は日本列島の自然災害の多さに起因していると感じる
侘び寂び的なものもそこから来てるんじゃないのかな
“水に流す“
世界がどうなろうとも飄々と生き続けるポテンシャルが日本人にはあるんだと改めて思う#台風#風神雷神— ako kimizuka (@ako13LA) August 28, 2024
自然界でも、困難は進化の原動力となっています。肉食獣は、獲物を捕らえるために進化し、ライオンは集団で狩りをする知恵を得ました。一方、草食動物も危機を回避する術を学びました。ガゼルは肉食獣が近づかないマサイ族の周辺に身を寄せることで生き延びる方法を見つけたのです。
過去にAIに「なぜ人間は肉体を持ち、食事や住居を必要とし、困難に直面しなければならないのか?」と尋ねたことがあります。AIは「人間の意識や精神は、物理的な身体や他者との相互作用を通じて進化し、形作られている」と答えました。これは、困難や厄災も人間を成長させるための[相互作用]の一環なのかもしれません。
ちなみに、日本ボディビル界で[狂気の男]と呼ばれる元日本チャンピオン、合戸孝二選手は「筋肉は恐怖を感じるほどの重量で追い込むことで成長する」と常々おっしゃっています。担いだ瞬間に骨が砕けそうな数百キロのバーベル…確かにそれは恐怖以外の何物でもありませんよね(怖)。
■参考文献:狂気の男① [合戸孝二選手]
やはり、宇宙の法則として、困難があるからこそ次に繋がるのかもしれません。なかなか平穏な日々は簡単には訪れないものですね。僕も早く、収入面での「平穏という名の約束の地」にたどり着きたいものです(^^;笑)。