仕事における[公]と[私]

最近2回のブログ記事「 ちょいと[しんどい]です。。。 」「 メール派or電話派どっち?? 」の続編になります。

「当初は暇だったのに突然忙しくなり、不意をつかれて気持ちが乗らないまま対応することになり、ついつい[イラっと!]してしまう。前日までに予約が入っている場合は心の準備ができているため、何とも思わないものの、『今日はのんびりできるな♪』と気を抜いている時に当日予約が次々と入ると、せっかく来院していただけたお客様には大変申し訳ないが、心の中で[イラっと!]してしまうことがある。そしてボクはどうも[電話]が苦手。」という内容の混雑が続き、思わずイライラしてしまったという反省も兼ねたブログ記事を2回に分けて配信させていただきました(^^;)。

それでも、これらのブログ記事をよく読み返してみると、わざわざ予約までしてご来院いただけるお客様に対して、とても失礼な内容でした。消そうかどうしようか迷いましたが、本音を言うのがボクの良いところ、という信念もありますので、記事は削除せずそのまま配信継続とさせていただきます( ̄▽ ̄)。

ただ、天罰が下ったようです。この2つの記事配信後の金曜日・土曜日・日曜日と、全然予約連絡が入らないのです(涙)。急降下で[閑古鳥が鳴く]お店に堕ちてしまったようです(涙&笑)。(※注:来週は中半から既にそこそこ入っているので回復しそうですが ^^;)

そんな気が落ちて暇そうにしているボクに、嫁さんから『震える舌』【公式】(松竹シネマPLUSシアター)という映画が動画投稿サイトYouTubeで2週間限定無料公開しているよ、と視聴を勧められました。

ある日、マンションの近くで泥んこ遊びをしていた女の子・三好昌子が、落ちていた小さな釘で手にケガをし、致死率の高い「破傷風」という怖い感染症に罹っていることが判明。本人(昌子)、その父親と母親、そして主治医の女医さんも交えた闘病生活および悪戦苦闘の様子を、オカルト・ホラー的趣向で製作された当時話題となった映画です。

■参考文献:震える舌(1980) by とし104の気ままに映画プログ2
https://ameblo.jp/hidetitarnzmac/entry-12116084501.html

感染症や衛生面にさほど関心もないので、視聴するのも「何だか面倒くさいな」と思ったものの、「ま、暇なんでとりあえずは視てみるか♪」となりました(笑)。

実際に視聴してみると、[ある意味]でとても面白かったです!

なんで[ある意味]かというと、担当する女医さんの勤務時間の部分にとても気になったからです! 主人公のお父さん(渡瀬恒彦)が若い女医の先生(中野良子)に対し、「先生がいると安心なんで病院に泊まり込んでください」的な発言をし、「はい、病院に泊まり込みますね」とやり取りした場面です。

ここで、おい、おい、おい、ちょっと待てと。どう見ても「超過勤務だろう」となりました。

1970~1980年代は滅私奉公な時代でしたから、このようなことは当たり前だったのかもしれませんが、主人公のお父さんが半ば担当医の先生に、愛する娘のためとはいえ[徹夜勤務]を迫るなど、何だかなぁ~と思いました。

命が掛かっているから難しいところではありますが、その一方で、医師の過労勤務が社会問題にもなっています。

我々の整体業も、このような観点があるため(健康に携わる職業であるから)、なかなか、丸一日の完全オフは取りにくいです。「とても辛いです」と予約して来ているのに、「今日は休みなんで知らんよ♪」とは中々いきませんからね。

私心を捨て患者さんに尽力されたこの若い女医の先生は素晴らしいと思いました。当日予約が次々と入っただけでイライラするボクが何だか恥ずかしくなりました(汗)。と、まあ色々と考えさせられた内容の映画でした。

仕事にはいろいろな難しさがあります。お客様との対応や時間の管理、心の持ちようなど、どれも大切です(あと売上(お金)と!笑)。でも、その中で成長していくこともまた仕事の醍醐味だと思います。

明日以降は気を取り直して仕事に精進しようと思った今日この頃です(^^)。

それでは、お客様におかれましては、お早めのご予約をお願い申し上げます(^^)。