人間はいつまで働くのか?遊んで暮らす&遊びを仕事に。

2022年は全般的に客足や売上はよかったものの(当院にしてはですが( ̄ー ̄)ニヤリ)、2023年はやや出足は悪い感じがしています。1月は悪く、2月はやや盛り返し、そして現時点の3月も低迷モードです。それでも、ひと昔前よりはマシだとは思いますが、昨年が良かっただけに落ちた感が際立ちますね~。

客足が少なめということは、当然として売上、つまり入ってくるお金も少なくなってしまうということになります。すると「ヤバいな…^^;;」となってきますよね。この感覚は勤められている方々には今ひとつご理解いただけないとは思いますが、自営業者というものはそういうものなんだと思って^^;、このブログ記事を読み進めていただければ幸いに存じます。

この感覚は従業員を雇っていらっしゃるようなそこそこな事業規模の社長さんでも同じみたいです。とある会社は回らないくらい忙しそうなのに、さらにチラシを配られていたので「なぜですか?」とお聞きしたところ、「なんだかんだ言っても先々への不安感があり、常に営業を仕掛けていないと落ち着かないから^^;」なのだそうです。明日が保証されていないのが自営業の世界ですから、どうしてもそうなってしまうのでございます。

心が小汚いと思われるかもしれけれど、長渕剛さんのヒット曲の[RUN]じゃないですが[カネ、カネ、カネ]なんです(笑)。まあ長渕剛さんの[RUN]は「カネ カネ カネ とカネを追いかけたら 一夜にして 幸せが すりぬけ 頭もはげてきた」という、お金に執着すると[堕(お)ちるよ]という “オチ” なんですが…(^^;笑)

■長渕剛[RUN] https://www.uta-net.com/song/4826/

ここで考えるに[お金]というものを獲るには[労働(仕事)]をしなければなりません。この「お金がなければ社会生活を営んでいけない]というシステムは、明治維新以降ずっと続いているような気がします。多くのサラリーマンさんは、出勤時間も含めると1日(24時間)の半分(12時間)は労働の奴隷と化しちゃっています。帰ってきたら寝るだけの生活じゃないですか。何とかならないものですかね(^^;)。

(実質的な)この労働の奴隷世界から、我らが人間、特に勤勉体質な日本人が解放される方法がないかと、色々と調べているとそのヒントが[農業]にありました。以下の動画をご覧くださいませ。

■01. 日本の農業、農村開発と人口 -その軌跡-(1984)

この動画をみると、戦後辺りには結構いた農業人口が、時が進むにつれどんどん減って行くのです。これは農業の機械化が進んだからだと思います。最近ではAI化も進み、農業の大部分をコンピュータやロボットさんたちが担ってくれるようになって来ています。今では私たちの周りではほぼ農業に携わっている方を見かけなくなりました。多くの人たちが、辛くて過酷な農業をしなくても食べて行けるようになってきたのですね。

この農業のように、多くの労働(仕事)の分野でも同じようになって行けば、人間が労働から解放される時代が訪れるかと(^^)。と、いいますか、現時点でも実質的に実現可能かと思っています。

スーパーのレジや商品補充、バスや電車などの交通機関、物流、配送…等々、ありとあらゆる分野で[とりあえずは]ですが自動運転や無人化はもう可能です。ではここで、何で[とりあえずは]と表現したのかというと、人間側が追い付いていないからです!人間側のモラルやルール作りが追い付いていないからです!

例えばひとつ例にあげると、自動運転による交通機関。
現時点の自動運転バスは、ある程度の障害物があった場合はセンサーで察知して止まったりできるようです。ただし条件があり、皆が信号機や交通法規を守ったり、近くに車が走っていたら近づかないなど、モラルやルールを守ってくれることが前提です。あまりにも突発的に目の前に人が飛び出てきた場合などは止まれません。人間が手動運転するバスでしたらば、怪しそうな輩が前方にいれば、脳や人生の過去の経験値から「コイツはチャラそうな奴だから急に飛び出てきたりとか怪しそうな動きをしそうだな^^;」「前にいるお爺ちゃんは認知症っぽい感じだから急に飛び出てくくるかもしれないな^^;」など臨機応変に対応し、ブレーキを掛けたりハンドルを切って回避したりできます。ところがAIは[人間性(人間に秘めたる怪しさや危険性)]までは判別できません。

ある実験をみたことがあります。私たち人間は、パッと見ただけでとか、声をちょっと聞いただけで、男女の区別を瞬時に判断することができますが、AIはなかなかできないそうなんです。この男女判断は、人間ならば第六感(※)みたいなもので行うのでしょうが、AIには第六感ってないですからねぇ。
(※第六感:勘・インスピレーションなど、理屈で説明はつかないが、鋭く物事の本質をつかむ心の働き。)

この第六感に近いレベルまで、AIやロボットを進化させて行くには、さすがに更に数十年先とか(下手したら数百年先とか)になってしまうでしょう。ハッキリ言って切りがないです(-.-;)! このままでは、いつまで経っても先へは進めません。

(これはボクの私見となりますが)それでは人間側にルールとモラルの順守の徹底をさせる方向へ、国なり自治体が法や条例を整備して行くほうが手っ取り早いのでは~って(^^;)。ここで過度に強制し過ぎると「何処ぞの共産独裁国家と同じだ!(怒)」と国民から批判を受けちゃいそうですが、便利な生活を享受するには、ある程度の義務は必要だと思うんですよ。自由と統制のさじ加減は実に難しいところではございますが、我が国の指導者の今後の運営に期待したいところでございますね(^^)。

そんなんで「う~ん(-.-;)」と少し考えていたら、ひょんなことから面白いYouTube動画を見つけましたので、皆さまにこの場を借りて紹介させて頂きたく思います。

■新しい時代 『搾取』は終わる

この動画はアメリカに在住されている[みえるホンシツ]さんの配信動画なのですが、アメリカの鉄道はそこそこ大きな駅でも、自由に出入りができて、駅員さんもいなく、改札口や各種事故防止のために設備(セキュリティ)も無いという、とてもシンプルな駅舎なのだそうです。日本では「急に線路に人が飛び出てきたら危ないじゃないか!どうするんだ!」となってしまい考えられないことです。

ではでは、アメリカはなぜこのようなシンプルな駅でも問題ないのか!?

それは先ほどからお話していた、アメリカ人の中でのルールやモラルの整備ができていらっしゃるからなんですねぇ( ̄ー ̄)ニヤリ。「アメリカの駅はこういうモンだ。人間側が合わせろ!」といったところでしょうか。スマートフォンのiPhoneを販売するアップルなんかも「何かあったら我々のやり方や流れでしか対応しない」と強気です。iPhoneを使い続けたいお客さん側が渋々ではあるものの、そのアップル側のルールに従うといった感じとなりますが、何だかんだで上手く経営できていて、同機種はいまだに大人気です(^^)。正直いうとユーザー側からすると不満はあるものの、ボクはそれで良いと思っています。

日本人は「お客様は神様です」的な感じですが、そろそろこの辺りはアメリカを見習ってはいかがかと(^^)。取引とは、売り手(利用者)と買い手(生産者)の[契約]に過ぎません。「コチラ側はコレを提供する代わりに、お客様側はアレとソレのルールをお守りくださいね。」といった感じで、互いの合意(約束)によって成されるのが[契約]というものです。対等であり上下関係はございません。

スーパーのレジや商品補充、バスや電車などの交通機関、物流、配送…等々、ありとあらゆる分野もその辺りのルールやモラルをキチンと整備して行ければ、便利さや時代が一気に進むような気がするんですけどね(^^)。

さてはて、全部AIやロボット化してしまうと、世の中失業者だらけになり文句が出がちですが、全国民にお金を毎月毎月配ってしまえば即問題解決です!( ̄ー ̄)ニヤリ(※ベーシックインカムといいます)。全国民にカネを配り続けると「財源はどうなるんだ!」って突っ込みを受けそうです。が、この問題に関しても大丈夫だと思うんですよ。つい30年前は[国の借金]なるものは100兆円くらいだったような気がしますが、今では1000兆円とも1500兆円とも言われています。借金100兆円の時だって「国が破綻するぅ~!(泣)」って言っていたのに、1000兆円とも1500兆円とも言われている今でも国は破綻しておりません(笑)。

何とでもなるのですね。「金は天下の回りもの」ですから回ってさえいれば大丈夫かと(^^)。誰かの使ったお金は、また別な誰かのお金になります。お金そのものの量は減りませんし消えることはございません( ̄ー ̄)ニヤリ。お金は売り買いの取引ツールとして使われているだけです。事業家のホリエモンこと、堀江貴文氏は、「お金とは信用を数値化したものである」というような旨のお話をよくされていらっしゃいますが、ボクもその通りだと思います(^^)。信用のやり取りに過ぎませんから、互いにというか、国民同士 または 国民と国家が、信頼関係を保っている限りは大丈夫なんじゃないかと(^^)。

ボクは今ここに100円玉を持っています。この100円玉を使ってご近所にある駄菓子屋さんで税込33円の好物である[きなこ棒]を3個買うとしましょうか。ちょうど100円くらいです。

その100円玉ちゃん(¥^^¥)は消えてしまうのでしょうか?…

答えは[NO(否)!]。

駄菓子屋さんのレジへと移動するだけです。そんでもって駄菓子屋さんは、スタッフの給料や経営者の儲けに回し、次の循環サイクルへと導かれていく…

ベーシックインカムになると仕事をしなくなる方々も多々いらっしゃることでしょう。でもまあ、それはそれで「いいんじゃね」っていうのがボクの考えです。それでも「何かしらの仕事したい!」って人も一定数いると思うんです。[多くの働かない人]と[一部の働く人]という二極化の構図へとなっていく。でもベーシックインカムでみんな食べては行けるから「まあ、いいんじゃね( ̄ー ̄)ニヤリ」って感じ(笑)

そのベーシックインカムですが、実はもう実質的に日本には存在しているのです!
何だと思います?( ̄ー ̄)ニヤリ。。そう、皆さまも既にご存知の[生活保護制度]でございますね!

ただ使いにくいといいますか、とても申請しにくいです。あれやこれや聞かれたり追及されたりして自尊心みたいなものを傷つけられちゃいそうですし(-.-;)。審査を行う担当者さんの裁量権により可否が違ってくるようで、ある人は審査が通ったり、ある人は通らなかったりと、とても曖昧で不平等な制度のような気もします。

日本国憲法では最低限度の生活が保障されているはずです。まあ今なら月10万円強といったところでしょうか。「それに(月10万円!?)満たない分だけ無条件で支給する!」でいいんじゃないって思っていますよ(^^)。それこそ自宅のスマホから申請してAIで生活保護の受給可否が審査できちゃいます。数分もあれば完了です( ̄ー ̄)ニヤリ。

あと生活保護という名称も何だかネガティブ。保護犬や保護猫じゃないんですから(-.-;)…
ベーシックインカムという名称でもいいのですが、カタカナだと親しみにくいというのであれば、[生活保障金]なんかの名称が良いかと思うんですけど(^^)。

ボクはここで思うに、[働かざる者食うべからず!]という強制感ありありの現在の労働システムは、(国際金融資本など地球上の富を独占する)支配層が生み出した、彼らに都合の良い、管理 および 支配体制のような気がしてなりません。

[働かざる者食うべからず!]の働く部分は、せっかくテクノロジーが進んだのですから、AIやロボットに担っていただきましょうよ♪
そんでもって我々人類は、平安時代末期に後白河法皇によって編まれた「梁塵秘抄」の歌の一部にある[遊びをせんとや生まれけむ](※)じゃないですが、「もう遊んで暮らしましょうよ♪」って思っています。楽しんでナンボです。ストレスなければ病気も減り医療費も減ります。年間50兆円とも言われる無駄な医療費も大幅削減でき、生活保障金(ベーシックインカム)で支出した分もペイできちゃいます(^^)。
(※[遊びをせんとや生まれけむ]:「遊びをしようとして、わたしはこの世に生まれてきたのだろうか」という、[働かざる者食うべからず!]の反対語として用いられる場合が多い。)

結論&まとめ。
ボクにもお金ください!(笑)おわり♪