休むことの恐怖


【経済アナリスト、株式会社あえるば会長の 藤原 直哉 氏 のツィッター投稿より(画像をクリックするとツィッター投稿に繋がります)】

新型コロナウイルスも解散総選挙期間に合わせるかのように “なぜだか” 落ち着き(笑)、つい数日前にその解散総選挙(衆院選)も終わりました。これからの施策に期待したいところでございますね(^^)。

それにしても新型コロナウイルス感染拡大に伴う、特に夜中心の飲食店への休業要請や時短要請は長かったですね。なんだかんだで1年以上になったのではないでしょうか。休業要請は言うまでもなく『休め』ということですが、夜8時までの時短要請(酒類提供は夜7時まで)もぶっちゃけ『休め』と言っているようなモンです。仕事を終えたサラリーマンさんが居酒屋へと向かうのが夜8時頃からです。二次会のスナックやバーなどは夜10時過ぎるでしょう。つまり夜中心の飲食店にとっては「開店時間頃に閉店してね♪」という事ですから、そりゃあ営業になりません涙。。

それでも世論は(大規模な飲食店はともかく)小さな飲食店は「1日3〜4万円の支援金をもらえたから、かえって儲けてよかったね♪」といった感じですが、ボクはそうじゃないと思うんですよ。藤原直哉先生のツィッター投稿からも分かるように、通常に戻った後が実際は大変なんです。一度離れた客ってなかなか戻らんモンです。

我々自営業にとって最も恐いことが『休む』ことなんです。
ホントは休みたいんですよ。週に1〜2回は仕事から全く離れる日、電話にでない日、メールも返信しない日、等などが欲しいものです。特にボクのような超ぉ小規模事業者ですと、自宅と仕事場が一緒ですから、常に仕事(ボクの場合は整体業)が背後霊のように憑(つ)いてまわる。。仕事は生活していく(お金を稼ぐ)ためには必要です。でも人間ってロボットじゃありませんから、どうしても離れたい時、公私を分けたい時ってあるんですよね。

すると「じゃあ休めよ!」って突っ込まれそうですが、気持ち的にそう簡単には行かないモンです。事前に休みと決めて休んでいても予約や問合せが入ったりします。整体の場合は特にカラダが辛いからこそ整体院へとやってきます。お客さん側も痛みなどでコチラ側が休みかどうかまで気に掛ける余裕はないです。お客さん側のお辛い心境を思い浮かべると、なかなか無視もできず、休みの日でも結局は受けてしまうんですよね。

あとは、お客さん側も辛い時って余裕がないですから、これを機に別な治療院へと鞍替えされちゃう可能性もございます。まあ1〜2人くらい鞍替えしたって別にいいじゃないか、と思うかもしれませんが、事業を実際に経験されてみると分かりますが、このような “負の現象” って連鎖するモンなんですよ! 火事みたいなモンです。最初の小火のうちはなかなか燃えませんが、ある所から急に取り返しのつかない大火へとなっていく。。不思議なんですが、ほんの些細な一つの出来事をさかいに “負のスパイラル” へと陥っていくのです。

今回の長きにわたる夜の飲食店への休業要請や時短要請という名の『休め命令(実質的な営業停止命令)』は、負のスパイラルへの “トリガー(引き金)” になったこと間違いナシです!
支援金を出す事務局(国や自治体)側や世論は、「支援金バブルでかえって潤うから、まあイイんじゃね♪」って思っているかもしれませんが、実際はそう簡単ではないのです(と思います)。

ボクが今回の(あまり良い噂の聞かない毒チンとも揶揄される)新型コロナワクチン接種を、11月下旬になるまで保留にしていた背景にはこのような事情もございます。接種日の前後1〜2日は原則として休みにしなければならない。加えて、噂される数カ月後や数年後の(心筋炎・血栓・脳梗塞・クモ膜下出血・突然死、等々の)後遺障害が出てしまった場合には長期に休まなければならなくなってしまう。そうなれば整体師生命は “THE END!” です。

今回、各種要請に全部応じた飲食店さんは、小規模でも数百万円とか一千万円以上もらっていたとは思いますが、相当な怠け者さんでない限りは、支援金で儲けた嬉しさより、再開後の(一度離れた客足が戻ってくるかどうかの)危機感のほうが強いと思いますよ。心中お察し申し上げます。

…とまあ『休む』ことへの恐怖はあるのですが、新型コロナワクチン接種に伴い、お休みを何日かいただきます。

■臨時休業のお知らせ
11月18日(木)※1回目接種日のため休業
11月19日(金)※副反応想定日のため休業措置
12月09日(木)※2回目接種日のため休業
12月10日(金)※副反応想定日のため休業措置