今が借り時?ベーシックインカムへの布石?前編


(年末までの延長を表明した麻生財務大臣 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6394251

政府系金融機関による実質無利子・無担保融資の申請期限について「年末まで延長」が決まりました。しかし世論は非難轟々。

「無利子無担保とはいえ、借金だ!かわいそうだ!怒」
「無利子、無担保ってったって返さないといけない事には変わりない!怒」
「先が見えないのに、国民に借金させる政府。なぜ給付金にしないんだ!怒」

国民の皆さまのお怒りは凄まじいです。。

ボクも給付金にすればいいのに、、という不満はあるものの、(今まであったシステムを上手にカスタマイズしつつ)「政府はまあまあ良くやってくれてるな♪」とも思っているんです。

日本政策金融公庫など政府系金融機関による低利子の融資システムは前々からありました。そして今回の新型コロナを機に、従来からあったシステムを、国が利子補給するという形で『無利子化』を実現させ、上手にカスタマイズ(改良)したのです。誰が考えた知らんけど「よく考えついたな♪」と感心いたしました。

ボクはね、やはりね、思うんですよね。これは全国民に毎月毎月お金を配るという配給システム『ベーシックインカム』への布石なのではないかと(^^)!?

いきなり経済システムを大きく変えてしまうと、国民がビックリしちゃうので、今まである既存のシステムを改良しつつ有効活用しながら、数年掛けて(※ボクは2024〜25年頃を予想している)新システム『ベーシックインカム』にしていくのではないでしょうか。

上述した政府系金融機関による『実質無利子・無担保融資』もそうだし、一般市民向けの『緊急小口資金』及び『総合支援資金』(参考:厚生労働省公式サイト https://corona-support.mhlw.go.jp/ )も、元々あった既存システムを改良し進化させたものです。まだまだ一部の所得層(住民税非課税世帯)に限定されていますが、緊急小口資金と総合支援資金は “実質的な給付金” のようなものです(※返済時に低所得のままなら返済免除という奇策で良く考えられた素晴らしい仕組みです)。

このように新型コロナウイルスのパニックを利用しながら、新しい時代へ変えようしているのではなかろうか!? とボクは睨んでいます(※そう考えると新型コロナウイルスは自然発生的なものではなく “人為的なものなのではなかろうか!?” と勘ぐりたくもなる ー0ー;)

政府系金融機関による実質無利子・無担保融資は、500万でも1000万でもタダでお金を借りられます。我々経営者の感覚からすると、利子補給により無利子化を実現させた “夢のような仕組み” なんです♪

今回の決定では、申請期限が「 “とりあえず” 年末まで延長」になったけど、なんだかんだで毎年毎年、延長延長、となっていくのかなぁ〜って(^^;)

無利子に関しても「 “とりあえず” 3年間無利子」となっているけど、コチラも「皆さん苦しいよね?それじゃ仕方ないなぁ〜(^^;)」と、延長サービス、延長サービスで、半永久的に無利子化されていく可能性もなくはない、と睨んでいます♪

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それでも借金は借金ですが、ボクはこの事に関しても楽観視しているんです。

<< FXに関するコラム・豆知識『日銀のバランスシートをのぞいてみよう』https://www.oanda.jp/lab-education/blog_column/boj/ >> のデータによると、お札を発行する日本銀行の資産は、2012年頃までは100兆円位でしたが、その後はアベノミクスなどの施策により、2019年には600兆円近くになりました。

そして今年は更に新型コロナウイルス対応による資金供給で、1年で129兆円増(702兆円)です!

但し、日本銀行は何処ぞから借金をして資産を買っているワケではございません。自分でお札を刷れますから、その刷りまくったお札で、国債や株券などを買いまくっているのです!

2012年頃は100兆円 ⇒ 2021年は700兆円強!!
つまりお札を、刷って!刷って!刷りまくって!『7倍に増えた(増やした)』という事ですね!(^^;)


(日本経済新聞『日銀資産、1年で129兆円増 経済下支えも資産バブル懸念』https://www.nikkei.com/article/DGXZQODF051MA0V00C21A1000000/ より引用)

今のところ、このジャブジャブに満たされた大量のマネーちゃん(^¥^)は静かにしていますが、そのうち、一気に吹き出したり、既存経済システムの大転換の大津波がやってくると思うんですよ(※ボクは渋沢栄一の新札に切り替わるタイミングの2024〜25年頃を予想している)。

そう、つまりハイパーインフレですね!

インフレは貨幣価値が薄まる事を言います。マクドナルドのハンバーガーが現時点では500円なのに、数年後には5,000円とかになるという感じですね。

すべての物価が跳ね上がると給料も上げざるを得なくなります。我々整体業界の施術料なんかも、60分3,500円⇒35,000円とかになるのでしょう( ゚д゚)ビックリぽん!

そうなるとですねぇ〜、実は借金は逆に実質的に目減りするっちゅう事でございますね。
年収200万円の人に『200万円の借金』は辛いですが、年収2000万円の人に『200万円の借金』は全然辛くないですよね。

日本国の借金(正確にいうと日本政府の借金)は、2020年12月末時点で1212兆4680億円みたいですが、これを返すとなると、税金を上げまくっても限度があるというか無理ですね。絶対に無理です(笑)。
「ではでは仕方がないですね。お札をたくさん刷ってしまいましょうか(^^♪\\\)」(ハイパーインフレにしちゃいましょうか♪)ってなりますよね(笑)。

ボクは経済の専門家ではないので、未来がどうなるかは分かりませんが、“今が借り時” だとは思うんですよね〜。新型コロナウイルスの影響等を受けている経営者や個人事業主の方々は、思い切ってお金を借りてしまうというのも手かもしれませんよ(^^)♪

何とかこの危機を乗り越えてくださいませ。ボクも何とかシノギます(^^)!

もう少しだけこの与太話にお付き合いください。後編に続く♪