自粛生活は弥勒菩薩様からの試練?前編

風の時代
(地の時代と風の時代)

ボクは過去のブログなどで何回か、2020年頃から、物質的な時代(地の時代)が終わりを告げ、心を重視する時代(風の時代)になっていくとお話させていただきました。

一部のグローバルな勢力(国際金融資本)が、とにかく大量生産!大量消費!による環境破壊、そして富の独占による超ぉ格差社会を作ってしまいました。かなり行き詰まっていたかのように思えます。

ところが、新型コロナウイルスのパンデミックにより、世界の “風の流れ” が一気に変わりました!

仏教の世界(経典)では「弥勒菩薩(みろくぼさつ)は釈迦が入滅してから56億7千万年後に地上に現れ人類を救済する」という文言があります。

そのような事から

弥勒(みろく)菩薩
567 (= みろく)
コロナは “みろく”

と言われております。

新型コロナウイルスはおそらくですが、私たち日本人を始めとする人類が『他者への思いやり』というか『禅』に気が付くまで続くような気がしています。

とは、我欲を抑えて、他者を思いやる心的な意味合いかと、ボクは思っています。今の我が国の方々の様子を見て、それが出来ているかと言えばそうは思えません。「感染拡大を防ぐため自粛してください」と言っても、国民の遵守度合いは微妙です(ぶっちゃけ守れていません)。飲食店などは強い自粛要請のため泣く泣く閉めていますが、すると人々(消費者)は黙っているかと言えばそうではなく、要請無視で開けている飲食店や、生活必需品だとの名目で通常営業しているスーパーやホームセンターなどへ押しかけるようです。これらのお店は逆に売上と客足が大きく伸びています。まあそのデーターから判断するに自粛していない人達も多いという事ですね。

ではでは、そうなると、どうなっていくのか!?
感染者はいつまでも減らず、飲食店はずっとお店を開けれませんので、それが何回も何ヶ月も続けていくと、いずれは潰れてしまいます! ただでさえデフレ不況下で経営体力が弱っていたので、おそらく耐えられないと思います。

まず飲食店が潰れますよね。でもこの段階では多くの世論は『関係ない。自助努力が足りないから潰れたんだ』くらいに思うでしょうね。そうではないと思うんですよね。仏教用語の『諸法無我』(すべては繋がりの中で変化している)という言葉のように、すべては繋がっています。

全てのものごとは影響を及ぼし合う因果関係によって成り立っていて『他と関係なしに独立して存在するものなどない』という真理です。自分のいのちも、自分の財産も、全て自分のもののように思いますが、実はそうではなく、世の中のあらゆるものは、全てがお互いに影響を与え合って存在していると思っています。自然環境と同じように、絶妙なバランスのうえに成り立っているのです。こう考えると、自分という存在すら主体的な自己として存在するものではなく、互いの関係のなかで”生かされている”存在である、存在に過ぎないと、ボクは考えています。

飲食店が潰れると、次に影響を受けるのが酒屋さんや食材の卸業者さんなどです。そのうちチラシや雑誌などの広告販売業にも影響が出てくるでしょう。お酒を提供する飲食店が潰れるとタクシーなどの交通機関の利用も減っていきます。ここまで来ると世の中の数割は影響を受け始めると思うんですよね。その数割が弱ると消費を減らしますから、さらに別な業界の消費が減ると、次々に伝播していく事は明らかです。コロナウイルスならぬ、経済”コロリ”ウイルスです。

ボクも偉そうなことを言えた立場ではございませんが(偉そうな書き方だったらゴメンナサイ ^^;)、各自治体の自粛要請を鑑みながらご予約をご検討いただけるとありがたいです。特に「土日は外出しないで」と北海道の鈴木直道知事が道民に対して強く要請しておりますので、土日のご予約は身体機能の維持に支障が出るような場合(症状が重たいと思われる場合)に限りご検討頂ければ幸いです。

当院では下記のような自主的自粛をさせて頂いております。お客様などからは「なんで自粛するの?」と言われますが、今回投稿させて頂いたブログ記事のような思想観(コロナ567=弥勒菩薩=諸法無我=禅)があるからなのです。新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着き、飲食店の方々が再び営業再開できる日を祈念いたしております。


(当院の自粛的自粛中の営業時間と受付時間)

ただ残念ながら、これだけでは済まないと思っています。科学的観点から鑑みても、これから数年間は天変地異も激しくなるとの事です。長くなってしまいましたので続きは後編にて!(^^)