目指すは教祖様?後編

昨日(目指すは教祖様?前編)の続きです。

前編では、経営を安定的に成功させていくのには、やはり良い意味での『宗教化』が必要であると結論づけました。
資本力の大きなお店には普通の戦い方では敵わないため↓↓

(お客さんが)につくのではなく、(整体師津田)につく

このような方向にして行かなければならないという私見を述べさせて頂きました。

そういうワケで「なぜ某大手宗教団体さんは大きくなったのか?」
後編では、経営者目線から徹底検証して参りたいと思います。

悲しきかな(涙)ヒマ人なので(笑)、色々と検証できました。
現時点の分析でわかったことは下記のような感じです。

(1)政治力を身につけたから
生活保護申請や金融機関からお金を借りる時など、某大手宗教団体系の議員さんの力を使ってやりやすくなったので、なにか生活が助かったというような分かりやすい現世利益が実感でき信者さんが増えていった。

(2)教えが分かりやすかったから
この団体さんの教えというのは単純です。祈りの言葉を何度も言おう。仲間を増やそう。これだけです。単純明快ゆえ、爆発的に支持され信者さんが増えていった。

(3)不安と恐怖 (仲間を失うリスクを考えてしまうから)
とかく会社を辞めると友達が居なくなるのが日本人ですが、この宗教団体の会員さんに限っていえば孤独死はありえません。かならず仲間がいます。この仲間がいなくなるというのは最大の恐怖です。仲間というのは、弱い立場の人たちにとっては一つのよりどころ(まあ 中には強い人もいるでしょうが ^^;笑)。このような背景から、信者さんが減らず継続し続けるシステムを構築できた。

(4)出版や新聞業に力を入れたから
この宗教団体さんの出発は『出版社』だった。初代・2代目の会長共に教育関係者だったゆえ、巧みな文章力や言葉により信者さんを増やしていった。

(まとめ)
悩みを抱えている人を探し、人々の家を回り、仲間をつくること。教義でも偶像崇拝でもなく、仲間がいることに最大の利益を感じ、仲間がいなくなることに最大の不安を感じる。このような微妙なるパワーバランスにより信者をつなぎ止めておくことができた。
経営という意味でいえば この宗教団体さんは完璧な組織なのではなかろうか!?と分析しました。

ズズメバチは一匹になると(孤独になると)すぐに死んでしまうそうです。過去に自宅にできたハチの巣を撤去してもらった際、「残党が戻ってくるけど大丈夫なのか?」とお聞きしたことがあります。
すると駆除業者さんは「ズズメバチは社会的動物なんで一匹だと(孤独になると)寂しくなるのか、すぐに死んでしまいますから。だからご安心を(^^;)」って教えてくれました。

人間も社会的動物です。群れの中だから生きていけるんですよね。

騙したり欺いたりとかはダメだと思いますが、私津田も、良い意味でこのビジネスモデルを研究して行かなければならないと考えた今日この頃でした。

さあ!私を神と崇めなさい!(^^♪爆笑)