時間が解決

昨日の比較しない生き方ブログ記事は、私のボディビル選手時代の実体験から、人間のルサンチマン(妬み)について書いてみました。

そこで本日は、ルサンチマンというか、人間関係がらみの問題から発展させ、もう一つ記事にしてみました。

人間関係は何かと難しいです。直接の対立や怒りもあるし、複数の人を挟んでの揉め事・怒り事もあります。私はせっかちなので「すぐ動かなきゃ!解決しなきゃ!」って動いてしまい、それがかえって空回りし、問題を複雑化させ失敗しちゃった経験が何度もあります。

そのたびに、整体の先輩などからお説教を受けちゃうんです。「時間が解決してくれる。だから変に動くでない」と。

そんなもんかなぁ〜って半信半疑だったのですが、調べていくと「時間が解決してくれる」という事はまんざら間違ってもいなかったのです。

正直、問題(事)そのものは時間が経っても“根本的な解決”にはつながりません原因である事故や事件は変わりません。実は「時間が解決してくれる」のほとんどは “自分の中の感情の変化” なんです。

ではでは「感情の変化」とは、どのような時に発生するのでしょうか?

まず考えれるのが記憶の風化、つまり “忘れること” です(笑^^;)。
人間は忘れる動物です。「せっかく覚えたのに、なんで忘れちゃうんだろう」って腹立たしくもなりますが、逆に嫌な体験の記憶も風化させてくれる(少しずつ記憶を薄めてくれる)素晴らしい能力でもあるんですよね。

ストレスは体を酸化させ、あらゆる病気の元になってしまいますので、忘れるというチカラは、人間の免疫機能の一つなのかもしれませんね♪

あとは、時間が経つうちに、いろいろな感情の起伏を経験するからです。感情の起伏を体験することで、いろんな考え方に触れることができますよね。すると “考え方そのものが自然と変わっていく” のです。

新しい経験や時間の経過と共に客観性も生まれます。冷静な判断ができるようになるという事ですね。
もうこの時点で、問題や悩みで苦しんでいたその時の自分とは “別の自分になっている” はず。だから「(抱えていた)怒りや悩みや問題が解決した」と解釈できるんですよね。

心を変える事は、一番大変なことですが試行錯誤で生きて参りましょうや♪
人生は常に「精進」です(^^;)。