整体グローバリズムの終焉・前編

こんにちは。札幌厚別江別の津田整体院(旧にこにこ整体院)の津田です。 12月に入って気温差が激しくなってきて 少しずつ流れが出てきそうな感じなのですが、どうなっていくことやら(怖”)。。

ところでタイトルが ”グローバリズム”
なんか政治っぽい匂いがしそうですが、私が 今回 論じさせて頂きたいのは、政治ではなく、あくまでも整体業界の行く末でございます。 今回、整体業界を論じるうえで、どうしても政治や経済面に触れねばならない場面も多少あるのですが、できるだけ(右または左へ)偏向しないように中立的視点でブログを書いて参りたいと思います。 どうぞ私の能書きにお付き合いくださいませ(^^)。

ここでまず グローバリズム についてお話させてください。

グローバリズムとは、国を超えて自由貿易および市場主義経済を全地球上に拡大させる思想で、国家(国や国に住む人々)なんて関係ない、人はコスト(部品や材料の扱い)であるというような考え方です。 このグローバリズムは、一部の成功者が超ぉ富豪となる一方、多くの格差拡大や貧困を生み出す結果となりやすく、現在の世界の多くの国々は この状態(グローバリズムによる格差や貧困に苦しんでいる状態)です。

一部の人間は底なしの ”欲深さ” で、どこまでも資源や富を独占しようとし、その結果、貧しくなる者(食えなくなる人たち)が たくさん出てきます。

もし 人間みんなが 『そこそこ食べて行けるくらいで(稼げれば)いいや~♪』という考えでしたらば、世界のみんなが世の中にある資源や富を享受できるはずなのに…(怒)!

このグローバリズム世界の強欲な勝者(大富豪)らは、動物の世界でたとえるならば、どこまでも縄張りやエサを独り占めしまくって、他を縄張り(エサ場)から強引に追い出してしまうといったところでしょう。

そんなことは他の動物はいたしません!
ライオンやクマなどの獰猛と恐れられる動物でさえ、ある程度お腹がいっぱいになったら狩りは行わずにノンビリと過ごすようです。 縄張り争いこそあるものの、自分が食べていける範囲内を縄張りとして、程ほどに 抑止&共存しあって生きています。

そのことを考えると人間って何かなぁ~って思っちゃいますね。
まあグローバリズムというのは、過度な縄張りとエサの独り占め状態といったところなんです。

日本のグローバリズム思想(グローバリゼーションの波)は、1990年代の初頭の小売業から始まります。最初は地域の商店が細々と共存共栄で営んでいたものの、スーパーなるものが登場し、それが大型スーパー化やショッピングモール化し、地域の市場や利益を根こそぎ狩ってしまったのです。地域の商店街は壊滅しました。

次に 2000年代になると 小売業と同じように、衣料品業界や各専門店業界(家具や家電業界)にも波及し、更には インターネットの普及に伴い、ありとあらゆる業界へとグローバリゼーションの波が押し寄せます。

そして、世界中が 格差社会や貧困化し、いま現在の混沌たる ”どんよ~りした世の中” になってしまったのです(と私は思います)。

実は 整体業界もこのグローバリズムの波に いま飲み込まれつつあるのです!
大手整体チェーン(大手リラクゼーションサロンチェーン)が台頭して来て、我ら個人規模の弱小整体院が苦境にあえぐ ”乱世の世” になっちゃったのです(涙”)。

私はこの現状に吠えたい!怒りの声をあげたい!(グチを言いたい!?笑)

長くなったので中編へと続くにさせて頂きますね。 この整体グローバリゼーションの行く末を、時事問題や人気漫画(北斗の拳かな)等々、色々な たとえを駆使しながら論じて参るつもりでございます。

貧乏整体師の溜りに溜まったグチを聞け!(笑)
【つづく^^;】